きものと帯 ふく屋

いわき市の振袖・着物販売
きものと帯 ふく屋
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NEWS & BLOGFukuya News & Blog

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こんにちは、振袖コーディネーターの折笠です。

ふく屋では好評につき夏休み振袖相談会を開催しております。

お盆があっという間に終わり、9月に入りました。残暑は厳しいのですが既に初秋です。学生の夏休みは長い学校では9月末から10月初めまであるそうです。普段、平日に学校や部活動があると忙しくなかなか時間がとれないお嬢様が多くいらっしゃると思います。また、県外に出られているお嬢様がこの長期の夏休みを使って帰省される方が多いと思います。そういった方々に是非この長い休みを利用して振袖選びをしていただけたらと思います。ご家族の方とお嬢様との予定を合わせぜひご一緒にご来店ください。

出来れば平日に振袖選びをすることをお勧めいたします。平日はそれほどお客様もいらっしゃらないのでで時間をかけてゆっくりと決めることができます。お電話で来店のお申込みを頂くと他のお客様とお時間が重ならないよう調整させていただいていますので只今コロナが非常に多い時期でございますので、感染防止になり安心して振袖選びができます。

当店の振袖の展示は300枚という地域一番の質と量を誇っております、今流行りのくすみ系やモデル掲載の振袖、シックな大人びたデザインや古典的でご家族が「立派な姿ね、こんなに大きくなって、感動して涙がでちゃうわ」って言ってくれそうな豪華な振袖など品数豊富にご覧になれます。是非振袖相談会を見逃さないでください。

ふく屋は楽しい振袖選びを心掛けております。



ここでコラム、皆さんは振袖火事というお話を知ってますか(^^)

江戸時代は明暦の頃、ある商人の娘に「おきく」という娘さんがいました。その娘が花見の時にある若者を見かけ、あまりの美しさに一目惚れをしてしまいます。娘は若者を忘れられず、彼が着ていた着物に似せて振袖を作りますが、間もなく恋の病に臥せったまま17歳で亡くなってしまいます。

おきくが愛用した振袖は棺桶にかけられ、文京区本郷の本妙寺で葬儀が行われました。当時こういう棺に掛けられた服などは、棺が持ち込まれた寺で働く男たちがもらっていいことになっていました。当たり前のように振袖は古着屋に売られ、別の若い娘の元に渡ります。ところが翌年の同じ日この娘も17歳で早死にし、振袖と共に同じ寺で葬儀が行われました。

さらに、古着屋を経て、次に振袖を購入した別の娘も、翌年同じ様にして早死してしまいます。結果的に、同じ振袖が3年続けて同じ月日に、同じ年齢の娘の葬儀の棺に掛けられて、同じ寺に来たことになってしまいました。

恐れた親たちが集まり、この着物を本妙寺で焼いて供養をしようということになりました。ところが読経供養して燃やしていると、突如つむじ風が吹いて火のついた振袖は空高く舞い上がり、江戸中を焼き尽くしてしまいました。

この話が、1657年2日間にわたって江戸の町を燃やした火災の原因として、まことしやかに語られています。およそ10万人の死者を出した江戸時代最大の火災事件です。

振袖にまつわる雑学でした(^.^)/~~~