こんにちは。いつも「ふく屋」のブログをご覧いただきありがとうございます。
年末といえば、大掃除の季節。
普段はあまり手を付けない場所まで整理する方も多いのではないでしょうか。
そんな中で、つい後回しになりがちなのが、着物の入ったタンスです。
・しばらく開けていない
・何が入っているか曖昧
・状態をちゃんと確認したことがない
着物は、着ていなくても時間の経過とともに状態が変わることがあります。
■ 着ていなくても、着物は変化します
「何年も着ていないから大丈夫」
そう思われがちですが、実はそうとは限りません。
・一度着たときの汗や皮脂
・保管中の湿気
・時間が経ってから浮き出るシミ
年末のこのタイミングで、今どういう状態なのかを一度見るだけでも、今後の対応がぐっと楽になります。
■ しまいっぱなしにする前に、確認しておきたいこと
・このまま保管していて大丈夫?
・今すぐ洗った方がいい?
・気になるシミは落ちる?
・今は着ないけど、将来着たい場合はどうする?
着物には「これが正解」という一律の答えはありません。
一枚一枚、状態も背景も違います。
ふく屋では、無理にクリーニングをおすすめすることはありません。
今必要なことだけを、状態を見ながらご案内しています。
■ 年末に増える、着物のお手入れ相談
この時期、ふく屋にはこんなご相談が増えてきます。
・大掃除で着物を出したら、シミが気になった
・母や祖母の着物が出てきた
・帯や長襦袢も一緒に見てもらいたい
・今は着る予定がないけど、このままでいいか知りたい
今すぐ着る予定がなくても、相談するタイミングとしては十分です。
今の状態を知っておくことが、将来きれいに着るための準備になります。
■ まずは、見るだけ・聞くだけでも大丈夫です
相談だけ、確認だけ、見てもらうだけ。
どれも大歓迎です。
年末のこの機会に、気になっていた着物を一度、見直してみませんか。