こんにちは、振袖コーディネーターの折笠です。
ゴールデンウィークいかがお過ごしですか、本日は晴天に恵まれ、当店の近くのスパリゾートハワイアンズは大変な賑わいでした。
今回は、私の一押し黒紅型の振袖をご紹介します。
地色が黒っなんて思う方もいらっしゃると思いますが、黒ベースだと他の色が意外と目立つのです。特に帯などは金糸、銀糸を使うものですからとても豪華で華やかに映えます。写真の配色は沖縄の伝統的な配色で「紅型」(びんがた)というものです。
「紅型」の特徴的な魅力といえば、鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが挙げられます。
その独創的な「琉球びんがた」の美しさが生み出された背景には、沖縄の特異な地理的要因も大きく影響しております。
その昔周りを大国に囲まれた小さな王国であった琉球王朝は、近隣諸国と敵対することではなく、交易することで平和を保ってきた歴史がありました。
その数多の交易の中で紅型は、その美しさに沖縄独自の自然風土をただただ反映してきたのではなく、一方では模様の緻密さ、もう一方では簡略化する大胆さの両面をあわせ持ち、中国的な豪華さもあれば日本的な優美さもある、技法的にも芸術的にも非常に稀有な伝統工芸として発展してきました。
そして「琉球びんがた」そのものが、古よりのその独自の技法や芸術性を伝承するだけでなく、大きな歴史の畝りの中で潰えかけた紅型の歴史を今に紡ぐ先人たちや現代の職人たちの精神そのもの、その美しさと逞しさ、そして尊さを有するのであります。
勿論ふく屋には、伝統的な振袖の他にも古典柄や友禅柄、そして今流行りのくすみ系と言われるシックな振袖など300枚以上常示しております。
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学生さんは地元から離れる前に、地元にいる方はGWが終わる前に、是非ご家族でふく屋に足を運んでみてください(^-^)
ご成約の方には選べるゆかたも付いてきちゃいますよ(^^♪