こんにちは、着物コーディネーターの油井です。
本日は、卒業袴の中でも加賀紋(花紋)を施した二尺袖のお着物をご紹介します。
通常紋というと家紋入りのお着物を想像すると思います。留袖や喪服などのお着物は礼装の時などに必要ですのでその際ついている家紋を思い出すことでしょう。
家紋の入れ方にも女紋だとか嫁に行く時はどちらの家紋だとか、地域によって色々習慣は異なるそうですが、金沢では加賀紋というものがあります。家紋を全面に押し出すのは奥ゆかしくない、という控えめな土地柄からと当時美の文化の中心地だった場所から発生したのかも知れません。
現在は染の職人はいないそうですが刺繍の紋は可能だそうです。風習など難しいことにとらわれないで家紋を入れず、とてもかわいらしくて良いという方にお勧めです。
ふく屋ではこの他にも沢山の二尺袖がございます。
「私だけの卒業式スタイル」を楽しめるようふく屋は親身になってお手伝いさせて頂きます。